須賀川・岩瀬地方小学12校で運動会 元気な声 チャンス走や鼓笛、ダンスなど


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    ゴールを目指す親子(稲田学園)
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    サイコロで出たゆるキャラを巡る児童たち(須賀川一小)
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    2年生による「およげ!こいのぼり」(須賀川三小)
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    心一つに5・6年生による綱引き(西袋一小)

 須賀川・岩瀬地方の小学校運動会は18日にピークを迎え、12校に子どもたちの元気な声が響き渡った。
 今年の運動会は11、12の両日と18日の3日間に管内全校で行われた。18日は須賀川一、須賀川三、西袋一、西袋二、稲田学園、小塩江、阿武隈、仁井田、柏城、大東、大森、鏡石二小で実施した。
 18日は快晴に恵まれ、最高気温が午後1時51分に27・9度まで上がる汗ばむ陽気となったが、児童たちは精いっぱいに練習成果を発揮し、保護者らに成長した姿をみせた。
 【須賀川一】「主役は君だ!最後まで思いっきり楽しめ 桜水っ子」をスローガンに、全校児童519人がチャンス走や徒競走などに挑戦した。
 4年生のチャンス走「都道府県ゆるキャラグランプリ」はくまモンやチーバくん、キビタンなどのイラストが描かれたサイコロを振り、該当する絵を持つ係員の場所を巡ってゴールするルールで行った。児童たちは次にどのキャラクターが出るか予想しながら係員の元に先回りし、予想が当たると一生懸命にゴールを目指していた。
 【須賀川三小】「みんなが主役!共に光輝く運動会」をスローガンに、全校生431人が元気いっぱいの競技を披露し、グラウンドに大きな歓声が響いた。
 1年生は「にこにこ、よういドン!」「紅白玉入れ」、2年生は「およげ!こいのぼり」、ダンス「やってみよう!」、3年生は恒例の「牡丹タイフーン2024」、4年生は「よさこいソーラン」「ファイト一発綱引き」、5年生は大盛り上がりの「第66回記念牡丹ダービー」、6年生は「デカパンリレー」や「鼓笛パレード」、など19種目を繰り広げ、児童らの躍動感あふれる競技に声援や拍手を送っていた。
 【西袋一小】「やりきった最後の笑顔が一等賞」をスローガンに、全校生531人が青空の下、躍動感あふれる競技を披露した。
 森宿区、西袋コミュニティセンターがテント15張りを用意し、暑さ対策をして子どもたちにエールを送った。
 全校生の「応援合戦」や「大玉―ヴェリック」で会場を盛り上げ、1年生が「ゴールをめざせ!」2年生が「校長先生とじゃんけん勝負」、3・4年生は「走れ!回れ!西一タイフーン!」「よさこいどっこいしょ」、5・6年生は「綱引き」、最後に紅白リレーで盛り上がった。児童らは練習成果を堂々と披露し、会場からは大きな歓声と拍手が送られた。
 【稲田学園】「やさしく かしこく たくましく 未来を拓く 稲田の子」をスローガンに、1年生から6年生の159人が15種目に取り組んだ。
 6年生のチャンス走「親子でチャンレンジ」は児童がめくった札に書かれた「ボール運び」「二人三脚」「フラフープ」などの指示に従い、親子で協力してゴールを目指した。親子らは力を合わせる喜びと照れくささに笑顔をみせながら精一杯走っていた。