須賀川にちなんだエピソードなどで笑いをとる柳勢さん
噺家・6代目玉屋柳勢さんの独演会「須賀川柳勢会」は19日、tetteたいまつホールで開かれ、「強情灸」や「厩火事」など3席で客席を大笑いさせた。
柳勢さんは柳亭市馬師匠の弟子で、2020年に真打ちに昇進、東京都を中心に活躍している。
須賀川での独演会は、妻智沙さんの地元という縁もあり、今回で3回目となる。
同会場での開催にあたり座布団を長松院に借りたこと、師匠の柳亭市馬さんが相撲好きで柳勢さんの顔を見るたびに「白熊関は良い」と褒めてくるなど須賀川に関連したエピソードを枕で披露し、会場を盛り上げた。
また演目でちょっとしたハプニングが生じるも臨機応変に笑いに変え、客席は笑顔があふれていた。
なお次回は来年1月に牡丹会館で予定している。