ご飯によく合うブルーベリー料理登場 須賀川新名物考案 芳乃ガーデン×吉本興業


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    試作品をPRするぺんぎんナッツさんたち
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    ブルーベリーを使った試作品が並ぶ会場

 吉本興業は笑いの力で全国活性化を目指し全国住みます芸人を各都道府県に派遣している。福島県で活動するぺんぎんナッツ(いなのこうすけさん、中村陽介さん)は、昨年から福島空港近くの芳乃ガーデンと連携し、約2㌶の農園で収穫したブルーベリーを使った「須賀川新名物」作りを目指している。
 ぺんぎんナッツは農園の除草作業や収穫など通じて交流を深め、地域活性化と耕作放棄地利活用などを目指した新しい須賀川産6次化商品の開発・PRに、このブルーベリーを使う新商品を提案した。
 翠ケ丘公園のサウナ&スパグリーンが開発に全面協力し、ぺんぎんナッツのアイデアをもとに「ご飯に合う」をコンセプトにした新料理4品「牛しぐれ」「豚そぼろ」「肉みそ」「ブルーベリードレッシング」を調理した。ブルーベリーと牛・豚などの肉を1対1の比率になるよう工夫し、ほどよい塩気と肉感で炊き立てご飯と相性が良い味付けに仕上げた。
 25日にサウナ&スパグリーンで実施した第3回須賀川寄席に合わせて新商品試食会が開かれた。
 参加者からは「ご飯によくあう」「ブルーベリーがこんなおかずになるとは思わなかった」など好評の声が寄せられた。
 今後は寄せられた意見をもとに新商品料理を1品に絞り込み、パッケージや提供方法などを具体的に考え、新米を収穫する10月頃の発売を目指す。
 今回の試食会の様子や新商品完成までの取り組みは、BSよしもとで放送中の「小倉淳の47フォーカス」で7月頃放送するほか、ユーチューブでも公開している。
 試食会とアンケート調査協力者には芳乃ガーデンで収穫したサヤインゲンなどの野菜をプレゼントした。