大相撲夏場所 白熊関勝ち越し逃す 「勝っても負けても全力応援」


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    千秋楽の勝利に沸く仁井田の会

 大相撲夏場所は26日、両国国技館で千秋楽を迎え、須賀川市出身の白熊関(25)=本名高橋優太、二所ノ関部屋、十両六枚目=は勝ち越しを逃したものの、白鷹山を押し出しで制し、今場所を白星で終えた。成績は6勝9敗。
 白熊関は今場所、初戦から苦戦を強いられ、十両上位勢を相手に思うように勝ち星を上げることができなかった。
 そうした中、地元仁井田の有志による「白熊関を応援する須賀川市仁井田の会」は中日と千秋楽に仁井田コミュニティセンターに集まり、モニター越しに声援を送って勝利を祈った。
 「仁井田の会」は現在約20人の会員がおり、しろくまデザイン研究室(季の郷)が手掛けたイラストをプリントしたTシャツやうちわを使って応援を続ける。
 瀧寛顕会長と事務局の岩田裕介さんは「勝っても負けても全力応援!これからもみんなで応援していきます」と力を込める。
 中日には母の則子さんと祖父の祥武さん、千秋楽は白熊関の叔母の久納祥子さんも応援に駆けつけ、一緒になって声援を送った。
 なお仁井田の会は随時会員を募集している。年会費などはない。
 問い合わせは岩田さん(080―5060―0233)まで。