さわやかなハーモニーを奏でる吹奏楽部 高らかに歌声を響かせる合唱部
須賀川桐陽高音楽部の第30回定期演奏会は9日、市文化センターで開かれ、「メイク・ミュージック・ウェーブ~新たな始まり~」をテーマに、これまでの伝統と現部員による挑戦が新しいハーモニーを響かせた。
保護者や地域に練習成果を披露し、感謝を伝える場として毎年開いており、今年は吹奏楽部34人、合唱部13人にサポートメンバーを加え、約50人がステージに立った。
1部は吹奏楽部・合唱部がそれぞれコンクール課題曲などを披露した。
2部は合唱部がディズニーの「ズートピア」を題材にした劇を交えながら「トライ・エヴリシング」「RPG」や伝統の「Hail Holy Queen」を歌った。名探偵コナンのテーマ曲などユニークな工夫を加え、会場に笑いと感動を与えた。
3部は吹奏楽部のポップステージで、ブラックライトを使って「ポケットモンスター」や「星のカービィ」の世界を再現したり、多くの人に馴染みのある「千と千尋の神隠し」の曲などを演奏し、会場を盛り上げた。
小道具や衣装、演出など随所にアイデアを散りばめたステージは、集まった多くの来場者を元気づけていた。