
多代女が詠んだ作品と関連資料
風流のはじめ館のテーマ展「多代女とめぐる 俳句歳時記」は市出身で江戸時代を代表する女流俳人の市原多代女没後160年記念として3日から始まった。日常の何気ない四季の移ろいを多代女ならではの優しい着眼点と言葉で表現した軸装や短冊など81点を11月30日まで展示する。入館無料。
テーマ展は40年以上にわたり各地に散逸していた作品を訪ねた矢部保太郎が昭和34年に刊行した冊子「たよ女全集」を基に、個人蔵・はじめ館蔵・博物館蔵の軸装、短冊、額装、俳諧刷りの多代女作品と関連資料・冊子81点を展示した。
作品のうち秋をテーマに詠んだ一例を紹介すると、「名月や日のあるうちの土ほこり」、初秋の「手ごヽろに折揃へたり女郎花」、三秋の「湯上りやよきほどづゝの秋の風」など。
多代女ら当時の俳人らの評価を相撲の番付に見立てた「俳諧士角力番組」(早稲田大学付属図書館蔵)など貴重な摺物も並ぶ。
会期中の館内関連イベントとして、「たよ女さんクイズラリー」、「はじめ館のガチャガチャ俳句」を実施する。ラリーは正解先着20人に同館オリジナルグッズをプレゼントする。
休館日は毎週火曜日。開館時間は午前9時から午後5時まで。











