11月2日、県内の市民オーケストラが須賀川に集結 チケット販売中


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    本番に向け完成度を高める団員たち

 県アマチュアオーケストラフェスティバルは11月2日午後2時から須賀川市文化センターで開かれ、ムソルグスキー(ラヴェル編)の「展覧会の絵」など3曲を奏でる。
 県アマチュアオーケストラ連盟に加盟する会津、いわき、郡山、福島の4市の団体による初の合同イベント。
 4団体は4年前に芸文連創立50周年行事で合同オーケストラを編成したことをきっかけに、団体間の親睦と地域への音楽発信を目的とした合同イベントの開催を目指し、代表者による打ち合わせなど続けてきた。
 相互に話し合って決めた曲目は展覧会の絵のほか、ワーグナーの「歌劇『ローエングリン』第3幕への前奏曲」、ラフマニノフの「交響曲第2番 ホ短調 作品27」を選んだ。
 合同練習は11日、郡山市青少年会館で開かれ、本番でもタクトを振るう指揮者田中一嘉さんの指導のもと、約90人が音の強弱やタイミングなどを確認した。
 音の波を幾重にも折り重ね、1枚の絵画を完成させるように丁寧な演奏を繰り広げ、本番に向け完成度を高めていた。
 齋藤幹夫連盟会長は「生の音楽の良さをぜひ多くの人に味わってほしい」と来場を呼びかけている。
 入場料は一般1000円、学生500円。チケットは須賀川市内だと音館で販売しているほか、チケット販売サイト「テケト」(https://teket.jp/15161/54281)で購入できる。