創意工夫の「翠陵祭」 須賀川創英館高 9年ぶりに制限無しの一般公開


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    子どもたちを楽しませる高校生たち
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    書のライブパフォーマンスを披露

 須賀川創英館高の公開文化祭「翠陵祭」は18日に開かれ、全校生徒約530人が保護者や同窓生、地域住民らを創意工夫にあふれた催しで楽しませた。
 入場制限のない公開文化祭としては旧須賀川高時代から数えて9年ぶりとなる。
 各クラスではテレビゲームをパロディ化した体験コーナーや定番のお化け屋敷に現代風アレンジを加えたもの、フォトスポットなどを提供した。
 敷地内にはキッチンカーなどの出店もあり、行列ができていた。
 一般非公開の校内文化祭は16日から各種催しを実施し、このうちJRC部は「献血セミナー」として啓発に取り組んだ。
 事前アンケートの調査結果や日本赤十字社県支部から学んだ献血が必要な理由や若い年代で協力者が減っている現状などを説明し、一人ひとりの行動を呼びかけた。
 学校講演は17日、伝動詩人・バースカフェ代表の瀬川映太さん、音楽家のDAIさんを迎えた。2人は命の大切さや、一人ひとりのかけがえのなさなどを、歌や映像、書のパフォーマンスを交えながら生徒たちに訴えた。