
池の鯉を鑑賞する参加者たち
須賀川市の観光ツアー「FURU―NEWすかがわ」は26日、県内在住外国人約20人が牡丹園の散策などを通じ、須賀川の秋の風情を満喫した。
参加者が体験を通じて発見した市内の魅力をSNSなどで発信することでインバウンド需要の獲得につなげる取り組みで、今年8月に続き第3弾となる。
参加者たちはフラワーセンターで苔玉と、松ぼっくりを使った「苔ボックリ」作りを体験した。講師の牡丹園保勝会の橋本公助さんに手順など教わりながら、日本らしいインテリアを完成させた。
その後、雨により落ち着いた雰囲気の園内を散策し、花神亭を見学したり、池の鯉にエサをあげるなどして楽しんだ。
フラワーセンターに戻った後は、モミジやボタン、ヨモギなどを天ぷらで味わった。塩を使ったシンプルな味付けで、独特の香りや食感に目を丸くしたり、参加者同士で様子を見合って笑顔をこぼしたりしていた。
須賀川桐陽高の生徒らも運営に協力し、文化の橋渡しを手助けした。











