須賀川市12月議会一般質問1日目の9日、鈴木正勝議員、溝井光夫議員、市村喜雄議員、深谷勝仁議員、鈴木洋二議員が登壇し、昨年から倍以上に拡大した翠ケ丘公園のアカマツに対する松食虫被害、介護人材不足の問題、釈迦堂川花火大会・松明あかしの今後の方針など質問し、大寺正晃市長や永瀬功一教育長、関係部長らが答弁した。
このうち溝井議員はプラスチック資源の分別収集と市の木・花・鳥について質問した。
市の木であるアカマツは松食虫による被害が拡大している。翠ケ丘公園には約1800本のアカマツがあるとされているが、市が今年9月に実施した調査によると約300本が被害を受けており、昨年調査時の120本より倍以上に広がっている。被害木は公園全体に分布しているが、特に愛宕山で集中的に確認され、立ち入りを制限して利用者の安全確保を図っている。
大寺市長はここ数年の気候変動に伴う気温上昇や夏の高温少雨などの影響で樹勢が弱まり、被害が急増しているとの認識を示した。伐採には搬出・処分にも相当のコストがかかるため処理が追いつかない現状である。
対策として昨年度から今年度にかけて20本強のアカマツを伐採したほか、活性剤を散布して樹勢の回復・維持を試みている。大規模な防除薬剤の散布は近隣に民家が存在すること、散歩するペットなども考慮して見送っている。
今後、危険性が高い場所を優先した伐採や、抵抗性アカマツの植林など複合的な防除対策を並行して実施していく。また森林環境譲与税の活用を含めて伐採にかかる財源確保を検討する。
なお牡丹園でも6本、古寺山と一里塚でも5本のアカマツの被害木が確認された。
溝井議員は先人が100年以上守り続けたアカマツを後世につなぐため、緊急的な対応を求めた。










