天寿全うした枯木を供養 11月21日に初冬彩る「牡丹焚火」 記念講演は俳人の抜井さん


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 須賀川の初冬を彩る風物詩「牡丹焚火」は21日午後4時半から、牡丹園で行われ、中央広場大ケヤキ前に設置した炉で天寿を全うした牡丹の古木や折れ枝を供養する。記念講演会は午後2時から、牡丹会館で俳人の抜井諒一さんが演題「写生の道」を語る。
 市、桔槹吟社、牡丹園保勝会の主催、茶道連合会の協力。
 牡丹焚火は大正期に牡丹園主の柳沼源太郎が、親しい俳人を招いて始めたのがきっかけとされる。薄暮にゆらゆらと炎が揺れる幻想的な光景は原石鼎や吉川英治らの作品にも登場し、初冬の季語として歳時記収載されている。
 須賀川茶道連合会の呈茶サービスは午後1時から、牡丹会館で温かいお茶と菓子を振る舞う。牡丹焚火会場では午後4時から先着50人にオリジナルの栞(しおり)をプレゼントする。
 記念講演の抜井さんは俳誌「群青」の同人で日本伝統俳句協会常務理事。句集「残影」は稲畑汀子賞を受賞しており、ほかに「真青」「金色」を発行している。自薦句として「消灯の一瞬白き春の闇」「影に入る落花の白くなりにけり」「真青なる闇に触れたる蛍の火」などを挙げる。
 受講は事前申し込みが必要で、風流のはじめ館で受け付けている。
 桔槹吟社は牡丹焚火とその傍題を季語にする「牡丹焚火俳句大会」も開く。
 投句は2句1組で1人何組でも投句できる。投句料は1組1000円。牡丹焚火当日に投句料と引き換えに配布する用紙に句をしたためる。締め切りは午後6時10分。
 当日参加できない場合は郵送での投句も受け付ける。桔槹同人・会員は俳誌「桔槹」10月号から、それ以外は便箋等に2句1組を、住所、氏名とともに投句する。締め切りは24日まで。
 選者は講師の抜井さん、江藤文子桔槹代表らが務め、優秀作品に賞品を贈る。
 なお当日の日中には同会場で、すかがわスマイルフェスも予定されている。
 講演会などの問い合わせは風流のはじめ館(℡ 0248-72-1212 )まで。