
クラウドファンディングに存続の希望を乗せる大内さん
創業から40年以上、地域の野球振興に貢献してきた須賀川市東作のミズノスポーツセンターが存続の危機に陥っている。老朽化に伴うバッティングマシーンの入れ替えや修理の資金を確保するため、3月末までクラウドファンディング(https://camp-fire.jp/projects/809597/view)を実施しており、多くの協力を呼びかける。
同施設は多くの野球少年に愛されながら震災などを乗り越えて運営を続けてきた。
現在代表を務める大内博文さんは、高齢などを理由に後継者を探していた前オーナーから約10年前に経営を受け継いだ。
当時からバッティングセンターとしての売り上げは減少傾向にあったが、前職で同様の施設経営に対するノウハウを持っていたことや、他事業も順調であったため、ある程度の軌道に乗せることができた。
続けていくうちに、目の前で成長していく子どもたちの姿が励みとなっていき、「地域野球に貢献したい」という思いが膨らんでいった。
少子化の影響で地域の野球人口が減少する中、経済的理由から競技を本格的にできない子どももいる。大内さんはそんな状況を目の当たりにし、「地域の野球のためには少しでも裾野を広げなければ」という思いから、無料の野球教室実施や、小中学生チームへの月1回のバッティング打席開放など、採算を度外視した取り組みを続けている。
大内さんは「この場所が野球を好きになるきっかけになったり、将来ここで練習した子どもたちがプロ選手になってくれたらうれしい」と目を細める。
しかしコロナ禍が他事業も含めた経営に大きな悪影響を及ぼした。
加えてバッティングマシーンも老朽化が深刻となってきた。機械自体が古いため、製造メーカーは既に部品を所有しておらず、オーバーホールにも多額の費用が必要となる。
継続していくためには機械の入れ替えが望ましいが、1台あたり約400万円かかるという。「入れ替えは難しくとも修理ができれば、ある程度は続けていける。子どもたちのためにも施設を残したい」と今回のクラウドファンディングに踏み切った。
目標額は300万円で、目標額に達しない場合もプロジェクトを進めるオールイン方式で広く支援を募っている。
問い合わせは同施設(℡ 0248-94-4361 )まで。











