須賀川市立博物館の企画展「作る遊ぶ飾る ひな祭り」 2月3日から 親から子への成長願う雛人形など約300点


  • 画像
    享保雛(樽川家旧蔵 江戸時代)
  • 画像
    手毬(江戸・明治時代)

 須賀川市立博物館の企画展「雛人形展」は2月3日から3月8日まで34日間、江戸時代から現代までの雛人形や関連資料を展示する。今年は「作る遊ぶ飾る ひな祭り」をテーマに、寄贈後初展示となる人形や、手毬、つるし飾りなどの小物にも注目し、現代に通じる親から子への成長の願いを資料で伝える。
 同館は開館以来、市民から寄贈されたひな人形を展示する「雛がいる博物館」の愛称で親しまれており、雛人形・節句人形と関連資料の収蔵点数は1000点を超え、県内随一のコレクション規模を誇る。
 同企画展も今回で56回目となる。
 今回はコレクションの中から厳選した雛人形や関連資料約300点を展示する。
 雛人形とともに保管されていた玩具や雛飾りのための手芸品にも焦点を当て、当時の人々が抱いた家族の成長への喜び、ひな祭りを楽しむ気持ちに想像を巡らせる資料を用意した。
 このうち背守りは、かつて母親が子の健やかな成長を願って産着などに縫った魔除けだが、今回はその刺しゅうの見本も並ぶ。
 観覧料は大人200円、大学・高校生100円、中学生以下、65歳以上、障がい者は無料。
 開館時間は午前9時から午後5時まで。
 会期中の催しとして、学芸員が資料を解説するギャラリートークは2月28日午後2時から開く。予約は不要で観覧券のみで参加できる。
 「紙刺しゅうでつるし飾りを作ろう」は2月11日と23日の午前10時から2時間、穴を開けた厚紙に糸を通して模様を描き、自分だけの作品に仕上げる。対象は小学生以上(3年生以下は保護者同伴)。参加費は100円。
 イベント「博物館のひな祭り」は3月1日、投扇興などのミニゲームや工作などのコーナーを設ける。当日は入館無料。
 おもしろ博物館講座「川俣のお雛様をみにいこう」は2月21日午前9時から日帰りツアーを実施する。川俣町の道の駅に併設するかわまたおりもの展示館は、須賀川同様に旧家から寄せられた雛人形を展示している。また町内では「雛(ひゝな)の笑顔に会えるまち」に似たまち巡り「絹と蔵の町川俣 雛めぐり」も実施しており、参加者はツアーを通じて須賀川との違いや共通点を知り、より郷土への理解も深めることができる。
 ツアー参加費は2000円。昼食は持参するか自身で調達する。事前申し込みが必要で、今月15日から博物館への来館、または電話で受け付ける。
 問い合わせは博物館(℡ 0248-75-3239 )まで。