手話がつなぐ母子の絆 吉沢亮主演の映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」上映会 5月31日に須賀川市文化センター


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    来場者に手話で感謝を伝える大河内会長

 耳の聞こえない両親と、聞こえる息子の心情を繊細に描いた映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」は5月31日午前10時半からと、午後2時から、市文化センターで上映する。試写会は3月28日、tetteで開かれ、主演の吉沢亮らが描くヒューマンドラマが約200人の来場者に感動を届けた。
 須賀川地方聴力障害者会と手話サークルあゆみ会を中心とした「須賀川上映実行委員会」と福島民報社の主催。
 手話の普及や聴覚障がい者、家族らへの理解を広げ、障害の有無に関係なく、誰ひとり取り残さない共生社会の実現へ、同作品の上映を企画した。
 同作品は作家・五十嵐大氏の自伝的エッセイを原作に、呉美保氏が監督、港岳彦氏が脚本を務めた。
 ストーリーは宮城県でろう者の両親から生まれた主人公が、大人として自立するまでの過程において、周囲との違いに悩んだり、ときに母親とぶつかったりしながら成長していく姿を描く。
 聞こえる息子の悩み、聞こえない親の苦悩と惜しみない愛情、手話を通じて結ばれる絆が、観賞者の日常に潜む優しさに気付かせる作品となっている。なお全編を通じ手話も含めて日本語字幕がついている。
 上映に先立ち、実行委員長の大河内惣治聴力障害者会長は手話であいさつし、来場への感謝を伝えた。
 須賀川上映会のチケットは、ローソンtette店、福島民報社須賀川支社、販売店等で購入できる。
 前売り券は1200円、当日券は一般・シニア1500円、大学生1300円、小学生から高校生まで800円。
 問い合わせは事務局の箭内浩子さん(℡ 0248-75-3631 )まで。