長沼義務教育学校整備が本格化 校舎改修・新体育館建設へ 令和11年春開校目指す


  • 画像
    校舎内で説明を聞く協議会委員
  • 画像
    義務教育学校を整備する長沼中校舎

 須賀川市教委は28日、令和11年4月開校予定の(仮称)長沼義務教育学校の教室配置図などが説明された。現在の長沼中校舎を改修して小中9学年が学ぶ教育環境を整備するとともに、新たな児童用体育館を建設する。地域の少子化や学校施設の老朽化に対応する市内2校目の義務教育学校整備が本格的に動き出す。
 校舎整備計画を説明する長沼中学校区臨時学校運営協議会は同日、長沼中で開かれた。
 市は少子化や小学校校舎の老朽化を受け、長沼小と長沼東小を長沼中へ統合し、市内2校目となる義務教育学校を整備する。中学校敷地を拡張せず既存施設を活用し、校舎1階に職員室や特別教室、2階に普通教室や特別支援学級、児童クラブを配置する。
 普通教室は各学年1学級を想定し、小学校エリアを広く確保する。児童クラブは校舎東側に設け、小学校エリアとは可動式間仕切りで区切る。現在の生徒会室やPC室などは普通教室へ改修する。
 児童用体育館は校舎北東側に鉄筋コンクリート造り一部木造平屋建て、延べ床面積約550平方㍍で新築し、2階部分で校舎と接続する。アリーナはミニバスケットボールコート1面分を確保する計画で、駐車場も改修し駐輪場は移設する。
 工事は学校活動への影響を抑えるため土・日曜日や長期休業期間を活用し、今年度後半に体育館新築工事、令和9年度後半に校舎改修と既存体育館の長寿命化工事に着手する予定。
 協議会では新任委員の菅野圭司さん(前長沼東小PTA本部役員)を委嘱した。加藤和記会長は「地域、保護者、学校が一体となり、子どもたちにより良い教育環境を整えるため協力をお願いしたい」とあいさつした。
 委員15人は2班に分かれて校舎を視察。このほか非公開で校名や校章、校歌、制服に関するアンケート結果を共有し、市は教室配置図と共に後日ホームページなどで公表する予定としている。