須賀川市内の郵便局で連携の好事例 なりすまし詐欺未然防止


  • 画像
    感謝状を受けた局長たち

 なりすまし詐欺未然防止功労者に対する感謝状贈呈式は17日、須賀川署で行われ、連携により被害を未然に防いだ川東郵便局と小塩江郵便局、須賀川第一部会長で須賀川上野郵便局の有馬直紀局長の功績に感謝を伝えた。
 有馬局長と川東郵便局の小林明局長、小塩江郵便局の坂井武志局長が出席し、星純也署長から感謝状を受けた。
 今月4日午前11時頃、小塩江郵便局に70代男性が来店した。男性は携帯電話をかけながら、窓口で通帳の引き落とし限度額の引き上げを求めた。
 男性は電話口のニセ警察官を信じ込み、指示に従っている様子だった。詐欺と看破した窓口対応の職員は求めに応じず、須賀川署に通報し、男性を説得しようとした。しかし男性は電話の指示で店を立ち去った。
 その際にほかの郵便局への移動を指示する声が漏れ聞こえたという。
 同局から報告を受けた有馬局長は、近隣郵便局に男性が来店する可能性をメールと電話で注意喚起するよう指示した。
 男性は直後に川東郵便局に来店し、窓口で再び同様の要求をした。男性は詐欺を見破るきっかけとなった電話を手にしていなかったが、事前の注意喚起があったため、同局は男性を引き止めつつ須賀川署と有馬局長に連絡し、未然防止に成功させた。
 有馬局長は「お客様の財産を守れてよかった。警察の到着まで引き止める難しさも実感したので、今後に活かしたい」と語った。
 星署長は「特に連携が素晴らしかった。被害防止の最後の砦としてこれからも尽力してほしい」とたたえた。