
亡き「親父」との2人展を開く金沢さん
須賀川市中宿の国分内科クリニック内の六点美術館は10月3日まで、市内南町の金沢繁晴さん(73)と、師と仰ぐ故・岡部文雄さんの「油絵作品展」を開き、師弟の力作17点が来場者の関心を集めている。
金沢さんは約20年前、ゴルフ練習場で岡部さんと出会った。「見ていられないほどの腕前で、『教えますよ』と声をかけた」と振り返る。教職の傍らで絵をたしなみ、特徴的な青の使い方から県内美術界で「ブルーの岡部」と知られた岡部さんは、ゴルフの礼にと金沢さんを自宅に招き、油絵の手ほどきを与えた。
それから週末になると金沢さんは岡部さんのもとに通い、朝から晩まで絵に没頭した。いつしか岡部さんを「親父」と呼ぶ間柄となり、「実の息子のようにかわいがってもらった」という。
岡部さんは昨年6月、90歳で逝去した。生前はよく郡山市で2人展を開いていたが、一周忌を経て、再びともに作品を並べる機会を得た。
金沢さんは「『親父』の作品を一人でも多くの人に見てもらえたら」と来場を呼びかける。
なお岡部さんの追悼展示は10月13日から11月14日まで、郡山市逢瀬町の古民家文ちゃんギャラリーで開く予定。
問い合わせは金沢さん(℡090―4040―0753)まで。










