幼少期からの夢を実現
生き物の魅力を伝える
天栄村の大山団地に魚たちの楽園が誕生した。一見するとただの住宅だが、中には一面の水槽が広がり、熱帯魚などが元気よく泳いでいる。
幼少期から生き物が好きで、カブトムシや熱帯魚など育て続けた。「幼稚園児の頃には短冊にペットショップで働きたいと書いていました。高校時代にアルバイトしたこともありますが、自分だけの店を持ちたいとずっと願ってきました」。
店内ではメダカだけで50種類以上、熱帯魚やカニなど合わせると１００種類以上育てている。「地元の人にもっと生き物を好きになってほしいと思って、生まれ育ったこの場所を選びました。今は高校生から一般の方がメインで、会津や福島、栃木からもお客さんが来てくれています。でも、できれば地元の小学生にも生き物の魅力を伝えたいです」と述べる。そのため初心者にも手が出しやすいよう、価格は平均２０００円に抑えた。営業日は土・日・祝日のみとなっている。
近所にある自宅では妻と子ども２人の４人暮らし。
