桔槹吟社の総会・新年句会 江藤文子会長が代表に 新会長は永瀬十悟副会長


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    さらなる前進へ協力を呼びかける江藤代表

 「文化都市すかがわ」をけん引する桔槹吟社の総会は11日、ホテルサンルート須賀川で開かれ、役員改選で江藤文子会長を代表に、永瀬十悟副会長を会長に選任した。会場では新年句会のほか4年ぶりの新年祝賀会も開き、新体制でのさらなる前進を出席者一同で誓った。
 昨年に森川光郎前代表が名誉顧問となった後、代表は空席となっていた。
 祝賀会で江藤新代表は「桔槹吟社は今年度102年目を迎えた。『俳句のまちすかがわ』の伝統を継いでいくため、我々が前に進まなくてはいけない。次の200年に向け、新しい気持ちで頑張っていきたい」と述べた。
 来賓の橋本克也市長は「市の最大の強みは文化である。俳句は新たな句を生み出すことで文化として受け継がれていく。次の世代につなげるため情熱を持って取り組んでいただいており、その情熱は必ずまちづくりに活かされる」と祝辞を述べ、大寺正晃市議会議長も「桔槹吟社にこれからも先導的役割を担ってほしい」とした。
 総会は今年度事業報告、新年度事業計画、新同人の推薦など話し合った。
 今年度の主な事業は5月12日に牡丹俳句大会、7月14日にきうり天王祭句会、11月16日牡丹焚火俳句大会と、10月まで第1木曜日の桔槹月例吟行句会など。
 新役員は次の通り。
 ◇役員
 ▽名誉顧問=森川光郎
 ▽顧問=佐藤凌山、金子健太郎、高久田みのる
 ▽代表=江藤文子
 ▽同人会長=永瀬十悟
 ▽副会長=横山節哉、金子秀子、小沢比呂子、猪狩行々子、石井敏夫、藤田光のり
 ▽幹事長=佐藤健則
 ▽副幹事長=佐藤秀治、深谷栄子