北米で畳文化をアピール 久保木畳店 最大級展示会に出展


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    ニューヨークで商品をPRした久保木専務

 須賀川市仲の町の久保木畳店(久保木徹朗社長)は4日から7日まで4日間、ニューヨークで北米最大級の展示商談会「NYNOW」に出展し、日本の畳文化をPRした。
 畳文化の海外展開を目指す同社は、これまでも海外の飲食店等に畳コースターなどを販売してきたが、バイヤーが集う大規模な商談会でさらなるアピールを図った。
 ブースには既に海外から一定の評価を得ている畳コースターや畳の花瓶台、メニューカバーなどを展示し、多くの飲食店経営者らが手に取り、好感触を得ていた。
 今回の出展でニューヨークやボストンなどの飲食店に畳関連商品の導入が決まるなど、確かな成果をつかんだ。
 出展を担当した久保木史朗専務は「自分の声で商品の魅力を伝え、自分の耳で現地のニーズを聞くことを大切にしている。来場者からは物を飾るための畳が欲しいなど具体的な声が聞けてとても勉強になった」と語る。
 今後は夏にヨーロッパでの出展も計画するほか、多国の店舗と連携し、サンプルとなる商品を置くことでネット販売に誘導する窓口を設けるなど、さらなる海外展開を目指す。

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