須賀川アカデミックマーチングバンド 本番に向け練習重ねる 25日サンクスコンサート


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    決めポーズなど練習を重ねる団員たち

 須賀川アカデミックマーチングバンドは25日に円谷幸吉メモリアルアリーナで開くサンクスコンサートに向け、新入団員4人を加えた児童32人と保護者、指導者が一体となり練習や準備を進めている。
 昨年度で廃止した須賀川一小特設部を引き継ぎ、地域のスポーツ少年団として今年度から活動をスタートした。練習場所や活動資金など多くの課題もあったが、関係者で力を合わせ、OB・OGをはじめ地域の支援も受けながら東北大会出場などの成績を残した。
 サンクスコンサートは特設部時代からの伝統だが、新団体としての始めの1年間を締めくくり、その感謝を伝えるためにも団員や関係者らの思い入れは強い。
 団員たちはビートルズの曲を盛り込んだ大会用の演奏・演技をはじめ、須賀川一小時代から伝統のウルトラマンメドレーなどの練習を重ねている。指導は決めポーズの足の表現やタイミングなど細部に至り、より多くの人の心に届くよう完成度を高める。
 4人の新入団員(2年生3人、4年生1人)は本番もドレミカードを持って踊ったりするなどして盛り上げにひと役買う予定だが、さらに新年度を見据え音符の読み方やリズムなど指導を受けている。
 また保護者らも手作りの看板や旗など入念に準備を進めている。
 当日は午後1時半開場、2時開演。
 入場は無料で、多くの来場を呼びかけている。なおスリッパの持参と寒さ対策が必要となる。