「火を消して不安を消してつなぐ未来」 3月1日から春季全国火災予防運動 住警器の設置など啓発


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 春季全国火災予防運動は3月1日から7日まで1週間、関係機関が広報活動など実施して火災予防思想の普及と啓発を目指す。須賀川地方広域消防組合は高齢者世帯などの防火訪問や街頭PR活動などを通じ、住宅用火災警報器(住警器)の正しい設置や防火対策の徹底等を呼びかける。
 同運動は統一防火標語に「火を消して不安を消してつなぐ未来」を掲げ、全国的に展開する。
 管内では各消防署を中心に、行政などと協力して各活動を展開する。
 このうち須賀川消防署は1日から1カ月間、旧市内の避難行動要支援者名簿に登録された世帯への住警器設置を進める。また運動期間中、消防署壁面に啓発映像を映し出すプロジェクションマッピングも実施する。
 鏡石分署は期間中、毎日午後6時55分から、中学生の防災行政無線の広報を放送する。また野焼き等の出火防止を主眼に、消防車両から中学生の火災予防メッセージを流す。
 また3月3日午前10時半から、イオンスーパーセンター鏡石店ではしご車による消火活動デモンストレーション、消防団募集ブース、消火体験、住警器なんでも相談会など行う。
 天栄村内は一人暮らし高齢者世帯の防火訪問のほか、湯本分遣所が3月2日、グランディ羽鳥湖スキーリゾートで消防士が防火衣で滑走しながらPRする。
 このほか、郡山ヤクルトの協力でヤクルトレディの販売用保冷バッグに火災予防啓発チラシの掲示、ヨークベニマルとザ・ビッグのレシートに広報文を掲載、公共機関等に桃太郎旗やデジタルサイネージの掲示などを行い、広く防火意識の高揚を図る。
 問い合わせは消防本部予防課(℡ 0248-76-3114 )まで。

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