須賀川牡丹園 春の風物詩「こも外し」


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    春の風物詩「こも外し」が行われた牡丹園

 須賀川牡丹園の春の風物詩「アカマツのこも外し」は26日、園内で行われた。
 こも巻きは江戸時代から行われてきたとされる虫駆除法で、悪影響を及ぼす様々な害虫から、樹木を守るため行われている。
 昨年11月15日にワラでできたこもを樹木の途中に巻きつけ、その中に害虫を越冬させる。害虫が冬眠から目覚めるこの時期に、こもごと焼いて退治する。
 園内には樹齢200年以上の老木があり、牡丹園保勝会職員らが約180本のアカマから1本1本丁寧にこもを外した。
 すっきりとしたアカマツは春の訪れを告げている。