須賀川テクニカルリサーチガーデン用地取得 デバイス販売テクノが調印


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    橋本市長と調印した山田社長

 須賀川市台に工場を持つデバイス販売テクノ(山田耕市社長、本社東京都)は26日、市役所で須賀川テクニカルリサーチガーデン(TRG)の用地取得に向け、市と基本協定と土地売買契約を結んだ。
 同社は1971年から須賀川市に工場を設置、以降53年間にわたり須賀川工場を生産拠点として各種自動制御機器並びに電装品・電子応用機器の設計・製造・販売を展開している。
 須賀川テクニカルリサーチガーデンには分譲面積1万843・15平方㍍を取得し、新工場を8月に着工、来年6月操業予定で整備を進める。
 調印式は同社から山田社長、加藤貢工場長、人見勝幸管理部長、市からは橋本克也市長、安藤基寛副市長、板橋圭寿経済環境部長が出席した。
 橋本市長は「新工場は本市の産業にも弾みがつき、地域経済の活性化にも貢献いただけると期待している」とあいさつした。
 山田社長は「動線の見直し等で効率化、生産性向上を図り、当社の柱となるEMS事業の拡大と高付加価値を生み出す生産現場の実現へ社員一丸となり挑戦し、地域経済発展につなげたい」と述べた。
 なお現在の須賀川工場には77人が勤務しているが、新工場ではさらに雇用を増やす見込みである。
 須賀川テクニカルリサーチガーデンが現在分譲を進める区画は約1万4000平方㍍の2区画のみとなった。