須賀川市中央図書館の開館5周年記念シンポジウムは3日、約50人が参加してtetteで開かれ、市民協働によるこれからの図書館運営について理解を深めた。
同館は平成31年1月、市公共施設初の複合・融合施設tette内に開館し、これまで市民を中心に老若男女が足を運び愛されている。
今回のシンポジウムは、5年間の歩みを来場者と共有しながら、「まち」や「ひと」とつながる図書館を目指すため企画した。
講師に伊東直登長野県図書館協会長・元塩尻市民交流センター長、文筆家でジャーナリストの猪谷千香さん、tetteアドバイザーの岡本真さんを迎えた。
伊東さんと猪谷さんは「中央図書館の次の5年に向けて~融合施設ならではの利点を生かした市民協働による図書館運営」をテーマに講演し、岩崎弘幸図書館長らを交えたトーキングサークルで意見交換した。
また今月末まで震災直後以降を紹介するパネル展「中央図書館5年間のあゆみ」をひかりのまちひろばで開き、写真資料や関連新聞記事などを展示している。