須賀川市「夢をかなえるノート」第2弾7000部発行 中学生も取材に携わる


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 須賀川市内の中学生21人が「ウルトラお仕事調査隊」として取材に携わった「すかがわの人と仕事『夢をかなえるノート』」は、昨年度に続く第2弾7000部を発行した。5月以降に市内小・中・義務教育学校・高校に配布し、キャリア教育やシビックプライド醸成に役立てる。
 「地域への愛着を持ちながら住み続けること」「進学のため市を離れても将来的なUターンにつなげること」など目的に実施している。
 医療関係や製造、飲食、映像制作、福祉、農業など市内で働く15分野の職業人に中学生がインタビューし、やりがいや大変に思うこと、須賀川で働くことを選んだ理由などを紹介する。
 また取材を通じて学んだことや夢を実現させるためのアドバイス、市内の主な産業や新卒求人企業数などのデータも掲載した。
 最終ページには「夢をかなえるプラン」として、読み手が抱く夢をより具体化し、実現への進路などを考える手助けとなるコーナーも設けた。
 なお第1弾の配布を受けた各学校では総合的な学習の時間などで活用した。
 また新年度も第3弾の制作を計画している。