改定版ハザードマップ完成 内水浸水経過動画の公開も


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    内容を更新した内水ハザードマップ

 須賀川市の定例記者会見は26日、市役所で開かれ、橋本克也市長が5月中に対象世帯に配布する改定した内水ハザードマップなど4項目を説明した。
 内水ハザードマップは令和4年8月に策定した内容から、内水氾濫の想定条件を時間最大降雨量114㍉から120㍉に見直した。また避難が困難になる50㌢以上の浸水継続時間を表示を加えた。西川中央公園の再整備事業の完成や館取町地内の内水排水処理施設ポンプの供用開始を踏まえ、当該地区の状況を反映した。
 配布対象は公共下水道計画区域内の各世帯。そのほか市ホームページに同ハザードマップを掲載し、さらに浸水被害が大きい地区の内水浸水経過動画を載せ、豪雨時の確実な避難行動を促す。
 会見ではこのほか能登半島と台湾東部沖地震への支援、ウルトラマンへの手紙事業、交通安全鼓笛パレードについて説明した。
 地震支援は市役所、長沼・岩瀬各市民サービスセンター、tetteに募金箱を設置している。設置期限は能登半島地震が12月26日まで、台湾東部沖地震が6月26日まで。
 人的支援として環境課職員1人を29日まで8日間、能登町に派遣し、公費解体にかかる受付業務あるいは支援業務等に協力している。
 ウルトラマンへの手紙は、デジタルプラットフォーム「ツブラヤイマジネーション」内のすかがわ市M78光の町支所で6月5日まで受け付けている。応募者には7月10日「ウルトラマンの日」に、ウルトラマンが返事を届ける。
 交通安全鼓笛パレードは5月22日午後2時から須賀川二小校庭で開会式を行い、午後2時25分から上北町集会所前で代表者らがテープカットし、11校の児童が本町交差点まで演奏しながら行進する。
 当日は午後2時から交通規制を行うため、注意を呼びかけている。

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