復興のシンボル「はるか」が咲く 福島空港公園エアフロント 30周年で昨年植樹


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    開花した復興のシンボル「はるか」

 福島空港公園の開園30周年を記念して昨年植樹した八重桜「はるか」が、エアフロントエリア福島広場周辺で咲き始めた。
 「はるか」は国立研究法人森林研究所が開発した新品種の八重桜で、東日本大震災の復興を願い県に贈られた。種苗法に基づき品種登録され、平成25年のNHK大河ドラマ「八重の桜」主演の綾瀬はるかさんの名前にあやかって命名された。福島を応援するシンボルとして、はるかかなたの未来にまで、広がってほしいという思いが込められている。
 花びら14~20枚程度の白色に近い淡紅色の花を咲かせている。
 園内にはエドヒガンザクラ、ソメイヨシノ、オオシマザクラなど10種類、約600本の桜が咲き誇っている。