ハウスキュウリ初出荷 JA夢みなみの選果作業が始まる


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    キュウリの選果作業が始まったきゅうりん館

 JA夢みなみきゅうりん館で15日、ハウスキュウリの選果が始まり、県内や関東方面に初出荷した。
 作業開始に先立ち選果開始式と初出荷に向けた選果技術・安全衛生講習会が行われ、パート職員ら60人が出席した。
 開始式で丸山重一代表理事専務が「11月中旬までの8カ月間、体調を管理し、特に7、8月は熱中症などに注意しながら安全に作業を行い無事に終了できるようにお願いします」とあいさつした。
 JA職員の後藤創紀さんがキュウリ選果規格の確認、選果時の注意事項を説明し、岩井陽南太さんが安全衛生講習会として、服装や作業手順などを講習し、安全に対する意識の高揚を図った。
 パート職員らは最新型選果機のプラントから自動で選別する機械のベルトコンベアに乗せ、大きさや形状で等級ごとに水平に分け、箱詰めするなどの作業にあたった。
 当面は1日おきに出荷し、今後加温、6月上旬に露地、抑制キュウリと続き、最盛期には岩瀬管内やあぶくま石川地区の約450軒の生産者らが出荷する。
 現在は生産農家約30軒から5㌔詰めで500~600ケースが運び込まれ、県内や関東方面に出荷している。
 きゅうりん館稼動は11月中旬までで、7月中旬頃に最盛期を迎え150人態勢で約2万ケースを出荷、今年度は約4700㌧を見込んでいる。