GWは安全運転に協力を 天栄村のテント村で呼びかけ


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    交通安全を呼びかける「福ぼうしくん」

 ゴールデンウイークを目前に控え、天栄村の交通関係団体と須賀川署は24日、牧之内八十内地内の国道118号で交通安全テント村を実施し、ドライバーに連休中の事故防止へ協力を呼びかけた。雨の中の活動となったが、県警マスコットキャラクターの「福ぼうしくん」も応援に駆けつけ、ドライバーを笑顔にしていた。
 同路線は羽鳥湖や大内宿など湯本地区や会津方部の観光地に向かうため、交通安全上これからの行楽期に重要な路線であるとして実施した。
 村交通対策協議会、須賀川地区交通安全協会天栄支部、交通安全母の会、地区住民、須賀川署員の計15人が参加した。
 会場には啓発のぼり旗を設置し、重大事故につながる速度超過のリスクなどを説明する啓発チラシや反射材など、通過車両約40台に配布した。
 大和田史佳交通課長は「八十内地内はお年寄りがカートを押して歩くような所でもあり、観光客は地元住民にも配慮した安全運転を心がけてほしい。署としては今後も同路線の速度違反をはじめとした取り締まり、警戒を推進していく」とした。
 このほか大型連休では長距離運転をするドライバーも多くなるため、こまめに休憩をとり、時間に余裕を持って移動すること、普段より意識して車間距離を保つこと、危険な運転をするドライバーが後方から迫っている場合は安全な路肩に車を寄せてやり過ごすことなどが重要となる。
 なお旅行などで家を不在にする際は、玄関だけでなく勝手口や窓も必ず鍵をかけ、家の周りに足場となるものを置かないなど、泥棒が侵入しづらい環境づくりも求められる。

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