須賀川市中宿地内の駅前交番について、橋本克也市長は2日、須賀川署を訪れ、令和7年春の供用開始に向け工事が進んでいる須賀川駅東口への移転検討を求める要望書を川上敦署長に手渡した。
須賀川駅東西自由連絡通路・新駅舎の完成後は人の流れが変わり小・中学生や高校生の通学路として利用されることも期待される。
そのため新栄町町内会が安全安心なまちづくりの観点から、市に対し3月に要望書を提出していた。
市ではこの実現に向け、県警本部長と須賀川署長に宛てた要望書を渡した。
川上署長は「住民の皆さんの声を重く受け止め、検討していきたい」と述べた。
なお自由連絡通路・新駅舎完成後は、既存駅舎を観光・地域交流センターにリノベーションするほか、駅東口は駅前ロータリーを含め令和10年度までに再整備を予定している。