大型怪獣映像の撮影体験 特撮塾3期生活動スタート


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    アクタースーツを使った迫力の映像を撮影体験

 特撮アーカイブセンターの須賀川出身の特撮の神様・故円谷英二監督が考案した特撮技術と創造を育む円谷イズムの継承を目指す「すかがわ特撮塾」3期生の活動が29日からスタートし、大型怪獣アクタースーツを使った映像制作を体験した。
 市内在住の中高生11人が参加し、現代特撮の最前線で活躍する田口清隆塾長、映像コーディネーターの島崎淳講師らが実践的な特撮技術をレクチャーした。
 活動は講師陣と特撮塾1期・2期卒業生らで構成する特撮クラブメンバー7人がサポートし、29日は開講式とセンター見学、ミニチュア組み立て、30日は絵コンテと模擬撮影を体験した。
 模擬撮影には特撮塾オリジナル怪獣のヨロイガー(1期生)とエスターガ(2期生)のアクタースーツが登場し、塾生たちがセンター所蔵ミニチュアで組み上げた街並みを舞台に映像制作に挑んだ。
 カメラ構図や怪獣が巻き上げる噴煙のスモークなど実践的な技術を学びながら、各自のスマートフォンで撮影し、迫力ある構図になるよう画角などに工夫を凝らしていた。
 3期生は来年3月まで全15回の活動で特撮技術習得やオリジナル怪獣考案、怪獣映像撮影などに挑戦し、最終講座での上映会を予定している。

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