鏡石町産リンゴの6次化商品 リキュール「果実の雫」完成 さわやかな風味と後味 かがみいし振興公社


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    鏡石産リンゴの風味がさわやかなリキュール
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    新商品を手に笑顔の関係者たち

 かがみいし振興公社は町産リンゴで仕込んだ6次化新商品「果実の雫」(リンゴリキュール)を7日からまちの駅かんかんてらすで100本限定販売する。
 高久田のワタナベフルーツが生産したリンゴ100%ジュースを平田村の若清水酒造が純米酒とブレンドし、さわやかな果実の甘味と風味、純米酒の後味を一度に味わえる逸品に仕上がった。
 同公社は数年前から町産フルーツを使った酒類の開発を検討してきたが、昨年できた若清水酒造との縁をきっかけに具体的なプロジェクトが始動した。
 昨年から町地域おこし協力隊の寺内攻一さん(57)がブランドプロモーションを受け持ち、製品のブラッシュアップや関係者の調整役を務め「果実の雫」が完成した。
 販売価格は1本(500㍉㍑)1580円。アルコール分は7%で、常温のままでも、冷やしても、炭酸割りでも美味しくさわやかに飲める。町内飲食店での提供やふるさと宅配便、ふるさと納税返礼品、年賀交歓会などでの提供も予定している。
 将来的にはリンゴリキュール増産のほか、第2弾として町産「和ナシ」のお酒企画が進行している。
 同公社は4日、町役場で木賊正男町長に商品完成と販売開始を報告した。
 長田守弘理事長、八木操駅長、寺内さん、ワタナベフルーツファームの渡辺美恵さんらが同席し、木賊町長は昨年完成した町産ジャム「牧場の果実」に代表される6次化商品を通した町の認知度向上と発展に期待を寄せている。