冷凍ちらし寿司を考案 ちから寿司(須賀川市金町) 産業賞銀賞を市長報告


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    ふくしま産業賞受賞などを市長報告

 須賀川市金町のちから寿司が考案した「冷凍ちらし寿司」が第7回こおりやまSDGsアワード(一般部門)と第11回ふくしま産業賞銀賞を受賞した。12日、桒名克己社長と佐久間美稀フローズンちから工場責任者が市役所で大寺正晃市長と面会し受賞を報告した。
 同店は近海鮮魚や本マグロをふんだんに使った海鮮ばらちらし(2980円)など4種の冷凍ちらし寿司を開発。海外輸出も視野に入れて須賀川市をPRする飾箱もデザインした。
 これまで業界において、シャリは自然解凍や冷蔵庫解凍では品質が著しく落ちるのが常識だった。同社の開発技術は、自然解凍や冷蔵庫解凍でもシャリやネタが鮮度の高い状態で味わえるため、審査員からは「日本の寿司に対する歴史を変革させ後世に残るもの」と高い評価を得た。
 同店では開発技術について年度内の特許申請へ準備を進めている。
 桒名社長は「冷凍寿司は県内で唯一の取り組み、ぜひ広く知ってもらい須賀川を注目してもらいたい。落選した昨年に続いて今年2度目の挑戦で受賞できた。将来は海外進出までなんとかつなげたい」と目標を掲げた。
 大寺市長は「レンジを使わずに自然解凍で、ちらし寿司を食べられる技術が素晴らしい」と絶賛した。また、市ふるさと納税の返礼品となっていることを踏まえ、「(返礼品を)贈る時に直筆礼状を入れてみてはどうか」と提案し市担当課に実施検討を求めた。
 同商品は各通販サイトや同店SNSなどから購入できる。