
新調したベッドを説明する土屋院長と伊東看護師長 
CF購入備品に貼付されたシール
公立岩瀬病院は昨年10月、新生児と母親が安全安心な医療環境で過ごせる設備整備のため初めてのクラウドファンディング(CF)を実施し、929万円の善意が寄せられた。これらを活用して産科用ベッド7床や光線療法治療機など備品9品を購入している。
同院は12日、新しいベッドなどの利用開始を報告する記者会見を開き、土屋貴男院長と小笠原啓小児科部長は改めて全国から寄せられた支援に感謝を述べ「皆様の温かい心遣いを地域の妊婦たちに利用してもらえるよう運用したい」とあいさつした。
伊東裕子産科婦人科病棟看護師長らが導入機器などを説明した。ベッドの利用者からは「寝心地が良い」「ベッドの幅が広くなって寝やすい、赤ちゃんを抱っこしやすくなった」などの声が聞かれているという。
同院産科婦人科病棟は平成29年3月から稼働し、これまで4000人を超える新生児が誕生してきたが、経年劣化などによる設備更新が課題となっていた。そのためベッド7床の更新を当初目標に初めてのCFを実施したところ、当初想定を大きく上回り全国の個人・団体から207件の寄付があった。
産科用ベッドとオーバーテーブル、NICU付き添い用ベッド、光線療法治療機と聴力検査機器のほか計9品を購入した。全てにCF購入の専用シールを添付して感謝を表している。
特に光線療法治療機と聴力検査機器は新生児治療に必須な器材で、更新時期を迎えていたため早期購入につながった。











