無形民俗文化財の継承へ 古寺山自奉楽保存会唄い初め 33年に一度の奉納


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    唄い初めで踊りを披露した古寺山自奉楽保存会

 県指定重要無形民俗文化財の古寺山自奉楽保存会の唄い初めは21日、約20人が出席して上小山田区民館で開かれた。
 古寺山自奉楽は約270年前から同地区に伝わる伝統的民俗芸能で、33年に一度、古寺山白山寺の聖観世音御開帳に合わせて奉納してきた。「平鍬踊り」「御田植え踊り」「獅子舞」の3つの芸能で構成され、昭和49年に県文化財を指定を受けた。
 次回の奉納は14年後の2040年だが、伝統を持続・継承するため、住民らは月1回の練習を行っている。唄い初めは旧暦の1月2日に実施する、その年の練習初めとなる大切な行事。
 永山喜朗区長、熊谷良春副区長、熊谷義一社寺長、熊谷忠男社寺会計を迎え、保存会の師匠らが「歌」「笛」「振り付け(踊り)」を練習した。
 特に田耕いから米つきまで12種類に分かれる「御田植踊り」のうち、7種類の踊りを笛や歌に合わせ披露した。
 熊谷留正会長は「子どもたちの人数も少なくなりつつありますが、保存していくために皆さんのご協力をお願いします」とあいさつした。
 永山区長は「日々の活動、子どもたちにとって良い思い出が出来るように頑張ってください」と祝辞を述べた。

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