
予算を説明する木賊町長
鏡石町の木賊正男町長は26日、町役場で令和8年度当初予算と新年度主要事業を記者発表した。新年度一般会計は64億6000万円(前年度比7000万円、1・1%減)、特別会計、上下水道事業会計の合計額は110億2703万2000円(5497万6000円、0・5%増)。
木賊町長は新年度の町政運営とまちづくりの基本的な考え方について、「予算編成は町長就任から4回目であり、これまで取り組んできた各種事業の実績効果を最大限に活かしながら、レベルアップした町のポテンシャルをさらに上げていきたい。第6次総合計画前期計画の最終年度として、町の誇りと魅力あふれるまちづくりを通して、町を好きになる町民を一人でも増やすこと、郷土愛あふれる唱歌『牧場の朝』のまちづくりを進めていく」と述べた。
また清々しさと美しさを感じられる町を目指し、「町民が毎日元気に笑って過ごし、安全安心に暮らせるマイタウンを次の世代につなげていきたい」と目標を掲げた。
新年度主要事業は「町の誇りと魅力づくり~『見える化』と『信頼』を基本に」をテーマに、阿武隈川緊急治水プロジェクト「遊水地群整備事業」対応、上下水道事業の経営健全化など7項目。
遊水地群整備事業の対応(3981万円)は、令和15年度完成予定の第一遊水地(成田地区、130㌶)について、計画地内70世帯の約3分の1が集団移転する新町・成田原町地区への住宅移転支援とコミュニティの確保、地内利活用の検討、営農対策(継続的な支援、利用者への生活支援)、公共施設整備(成田地区集会所、消防屯所、上下水道)。
上水道事業の経営健全化(3億2616万2000円)は、上下水道事業経営安定化の取り組み(一般会計繰出金・高料金対策と老朽化した桜岡浄水場改修事業)。
駅東第1土地区画整理事業の推進(1億7725万8000円)は、住宅造成中の第3工区の整備促進(道路築造等工事、画地確定測量等)、県道南側の第2・4・5工区への産業用地整備促進(道路・用排水など測量設計)、産業用地への企業誘致の推進)。
地域交通ネットワークの整備促進(3602万2000円)は鳥見山公園線整備(明許繰越)、道路環境と生活交通ネットワークの整備(舗装改良事業)、近隣市町村との交通アクセスの整備(東部環状線接続道路整備事業・明許繰越)。
子育て環境の整備と充実の子育て支援・教育環境整備(1億9517万3000円)は、給食費の負担軽減(小学生全額・国補助上乗せ、中学生半額負担)、認定こども園整備事業、鏡石中体育館エアコン設置、社会体育施設(鳥見山陸上競技場など)適正管理と利活用。
小中学生給食費補助は今年度まで第2子以降の負担を半額補助してきたが、国補助を受けて新年度から補助対象を全児童生徒にする。
また鏡石中体育館のエアコン設置は防災避難所整備の観点から実施、鏡石一小と鏡石二小にも再来年度以降、順次設置していく。
地域開発と生活環境整備事業(1018万7000円)は、都市計画事業推進と地域開発(都市計画マスタープラン改定、新規工業団地検討など)、池の原地内に完成した町営墓地の適正管理。
DX推進による町民生活の向上(349万9000円)は、デジタルデバイド対策(高齢者スマホ教室、オンライン申請手続きの推進)、公共施設利用予約システムの利活用。
第6次総合計画に基づく主な新規事業は、障がい者福祉計画(第8期障がい者福祉計画、第4期障がい児福祉計画)策定事業(300万円)、こども誰でも通園制度事業(207万2000円)、学校管理主事(共育アドバイザー)全小中学校配置事業(539万2000円)、令和9年開催の全国あやめサミットに向けた鳥見山公園内あやめ園整備(1800万円)、第6次総合計画後期計画策定(500万円)。











