813人が母校に別れ 須賀川・岩瀬管内12中学校で卒業式


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    卒業証書を受ける生徒たち

 須賀川・岩瀬地方の中学校12校の卒業証書授与式は13日、各校で行われ、3年生814人が仲間たちとともに青春を光輝かせた母校に別れを告げた。
 須賀川一中は保護者や後輩たち、教職員が見守る中、79人(男子36人、女子43人)が卒業した。
 国歌、市歌、学事報告のあと齊藤俊明校長が一人ひとりに授与し、「それぞれの表情に満足感と夢に向かう決意を感じた。4月から別々の道を歩み始めるが、人生を豊かにする一期一会の出会いを大切にしてほしい。また、これまで伝え続けてきた『時を守り、場を整え、礼を尽くす』ことを心の片隅に留め、秀麗な大人になってもらいたい。皆さんが五老山に赤々と燃え上がった一中の松明のように、力強く輝き続けてくれると信じている。夢に向かって、大きく羽ばたいてほしい」と式辞を通じて力強く背中を押した。
 来賓の大寺正晃市長と小林徹郎PTA会長が祝辞を述べ、在校生代表の鈴木あやのさんが先輩たちとの別れを惜しみながら、新しい伝統を築く決意を送辞で述べた。
 卒業生代表の三浦香愛さんは、教職員や後輩、家族に感謝を伝え、「私たちは今年、かけがえのない仲間の存在を改めて知りました。その仲間は、努力することの尊さ、仲間を信じる心、自分を信じる強さを教えてくれました。笑い合って楽しいことばかりではなく、ぶつかり合って、涙を流したこともありました。それでも同じ目標に向かって、前を向いた時間があったからこそ、この卒業の日までたどり着くことができました。同じ空の下で、同じ時間を過ごした仲間がいることは、これから先どんな困難に直面しても立ち向かう大きな力になるはずです。仲間の大切さをずっと胸に抱きながら、私たちは歩み続けます」と答辞した。
 卒業生らは全員で盛り上げた秀麗祭や全力を尽くした部活動、かけがえのない仲間との日常などを思い出し、涙ぐむ様子も見られた。
 恩師や後輩たちに見送られながら、3年間を過ごした学び舎から新しい一歩を踏み出していた。