須賀川市立博物館は明治43年に須賀川開駸堂(かいしんどう)が発行した「岩瀬郡地理唱歌」の復刻版を作成し、市ホームページ(https://www.city.sukagawa.fukushima.jp/bunka_sports/bunka_geijyutsu/hakubutsukan/1005387.html)への公開を開始した。
同唱歌は、学校教育において郷土に関わる地理や偉人・歴史の知識を教え込む地理教育唱歌が全国的に流行した時代に作られた。作歌は林甚太郎氏、作曲は三澤千里氏とされている。
16小節の短いメロディで37番まであり、「開けし御代に逢隈(あぶくま)の/流にそへる岩瀬郡/岩瀬國造しろしたる/古名殘りて懐かしや」という1番から始まる。
合併以前の郡内2町12村について、当時の町の様子や釈迦堂川、牡丹園といった名所、亜欧堂田善などの偉人、各地の名産等も紹介する内容となっている。
復刻にあたり、故・永山祐三氏が所蔵していた岩瀬郡市地理唱歌の写しを文字に起こし、大正元年に岩瀬郡協賛会が発行した「福島縣岩瀬郡案内」の写真などを差し込んだ。
作成を担当した大和田守館長は「当時の岩瀬地方の様子に思いを馳せてほしい」としている。











