いつでもどこでも手軽に健康管理 検診結果をスマホで確認 公立岩瀬病院で県内初のサービス


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    土屋院長と三ツ井代表取締役が新サービスをPR
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    ウィズウェルネス画面イメージ

 公立岩瀬病院は健康診断結果をスマートフォンで確認できる新サービス「医’S(イーズ)アシスト検診パック」を4月から導入した。受診者は健康管理アプリ「ウィズウェルネス」をダウンロードすると、結果蓄積やバイタル情報の記録など幅広い情報をいつでもどこでも確認できる。
 臨床検査と検査試薬を中心としたグループ企業H・U・グループホールディングスが設立した医針盤(いしんばん)を考案・運用したサービス。土屋貴男院長と三ツ井克博代表取締役が10日、同院で会見を開き、具体的な内容などについて紹介した。
 医’Sアシストを利用したシステム導入は公病が東北で初めてで、健康に関する情報を一括管理することで、病院・受診者双方の情報・状況把握のスピード化やデータ管理の高度化などが図れる。
 特に受診者(地域住民)は主に①利便性の向上(迅速な結果確認、郵送待ち・再発行の削減)②継続的な健康管理(過去履歴の一元管理、健康情報分断の防止)③正しい医療情報の伝達(医療側へのスピーディな情報伝達、診察のスムーズ化)④安心・安全な情報管理(紙情報の紛失リスク低減、いつでも・どこでも確認できる)のメリットがある。
 医療機関側は①データ管理の高度化(検診結果のデジタル一元管理、事務作業軽減)②住民フォローアップ強化(2次検査勧奨と再受診支援、受診率と継続率向上)が図れる。
 将来的には健康に関する情報を適切なタイミングで受信できるメッセージ配信機能の導入も見込んでいる。
 利用には健康管理アプリをダウンロードし、必要事項(氏名やかかりつけ医療機関登録)などをアップロードすると利用が始められる。
 適切に情報共有すると家族や友人とつながり、メンバーとして登録もでき、健康情報や検診結果などを共有し、一緒に毎日の健康づくりが目指せる。
 記者会見で土屋院長は「多くの方に積極的に健診を受けて自分の健康に気を配っていただき、心配なことがあれば気軽に当院を利用していただければ」、三ツ井代表取締役は「今後も医療機関のみなさんとともに、デジタル技術を活用した新しい医療の形を作り上げてまいりたい」とそれぞれあいさつし、認知度向上と普及に期待を寄せた。