オリンピアン町島洋一さんが母校で後輩たちにアドバイス 須賀川創英館スポーツ芸術コース


  • 画像
    町島さんの経験談を熱心に聴く生徒たち

 須賀川創英館高のスポーツ芸術コースを専攻する2年生15人は8日、旧須賀川高出身でモントリオール五輪出場選手の町島洋一さんを講師に招いた特別授業を受けた。町島さんは自身の経験をもとに、ライバルを常に意識して練習する大切さなどを伝えた。
 生徒自身の興味関心をもとに各分野を深く学ぶため2年次から専攻するコース授業の一環。
 須賀川高で自転車競技と出会った町島さんは、高校1年生のときに初めて出場した東北大会で八戸の選手に敗れた。「同じ1年生なのに」と悔しさを強く感じ、それからがむしゃらになって練習に打ち込んだという。
 「いくら相手が強い選手でも、1日24時間という制限は変わらない。ライバルが同じ時間をどうしているかなどを意識し、いかなるときもトレーニングを考えていた」と語り、早朝から昼休み、少しの隙間時間まで工夫しながら練習していたことを紹介した。
 また高校2年でインターハイ3位入賞したものの、その年の国体に出られなかった悔しさから、4000㍍個人追い抜き競走に専念するようになるなど、悔しさをエネルギーに努力し、オリンピック出場まで至った半生を振り返った。
 また今この瞬間を精いっぱいに生きる「而今」や、「初志貫徹」「自戒」の大切さをアドバイスした。
 後輩たちは昭和ならではのエピソードも明かす町島さんの話を熱心に聴き、自分の目標と照らし合わせながら瞳を輝かせていた。