
珍しいカブトムシやクワガタに興味津々の親子 
プログラミングに挑戦する子どもたち
ムシテックワールドは子ども連れでにぎわう夏休みに合わせ、企業や地域団体と連携した多彩な企画を展開している。20日にはソニーの開発エンジニアによるプログラミング講座を開き、22日からは「世界のカブトムシ・クワガタ展」でソニー・ミュージックエンタテインメントのデジタル昆虫採集ゲーム「バグハン!」とのコラボレーション企画も開始した。公共施設マネジメントで今後の在り方が検討される中、県内を代表する科学体験施設として新たな魅力づくりに力を注いでいる。
同館は市行財政改革取組方針に基づく集中改革プランの対象施設となっており、機能廃止や売却なども含めた今後の運営の在り方が検討されている。一方で、市内外からは存続を望む声が多く寄せられており、職員らは企業や地域との連携を広げながら施設の価値向上に取り組んでいる。
プログラミング講座には23人が参加した。ソニーが開発した自動運転学習用ミニカー「RumiCar(ルミカー)」を使い、センサーや車体の動きをプログラムで制御する仕組みを学習。子どもたちは思い通りに動かない車を前に「なぜだろう」「どうすればうまくいく」と試行錯誤を重ね、ものづくりの面白さを体感していた。
「世界のカブトムシ・クワガタ展」は8月30日まで開催する。アジアや中南米などを原産とする45種類の甲虫を展示し、今年羽化したヘラクレスオオカブトや巨大個体、小型個体など、生き物の多様性を間近で観察できる。震災以降、同館を支援してきた大阪府のトップブリーダー元木弘英さん提供の白い目を持つオオクワガタ「元木ホワイトアイ」や、ババオウゴンオニクワガタ「ジャイアント黄金仮面WE系統」も展示している。
同展では「バグハン!」とのコラボレーション企画も実施している。スマートフォンにアプリをダウンロードすると同館限定の「元木ホワイトアイ」カードをプレゼント。QRコードを読み込めば昆虫の3DモデルをAR(拡張現実)で表示して記念撮影ができるほか、館内10カ所のマーカーを巡ってデジタル昆虫採集も楽しめる。
このほか、朝日ラバー協力の昆虫封入標本や昆虫プレート、小吹純子さん(福島虫の会)が描いたポストカードなどオリジナルグッズも充実させた。就労継続支援B型事業所「ライフステージ」の利用者が制作した絵画やアクセサリーも販売し、地域との連携や活躍の場づくりにもつなげている。
夏休み期間中は8月23日まで平日を含め各種予約プログラムを実施する。8月9日は須賀川青年会議所の「わくわくワークタウン2026inムシテックワールド」、同23日は県民の日関連企画「すかがわサイエンスフェスタ」、地元高校生による「夏休み高校生サイエンスショー」も予定しており、科学やものづくりの魅力を幅広い世代に発信する。
問い合わせは同館(℡ 0248-89-1120 )まで。












