8月11日まで齋藤タケエさん追悼展 福島空港 心温まる人形181点、作業机の再現も


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    齋藤さんの作品が並ぶ会場

 福島市の人形作家である故齋藤タケエさんの追悼展は9日から11日まで、福島空港ターミナルビル3階特別室で開かれ、幅広い世代の共感を集める心温まる作品181点が並んでいる。
 齋藤さんは夫である喜行さんとともに、県内の伝統行事や風習、暮らしの中に息づく情景を表現し続け、今年3月に逝去した。
 代表作「線香花火」は、19年前にガンの告知を受けた齋藤さんが人生を振り返り、自身をモデルに手掛けた作品群。無邪気に遊んだ幼少期や結婚式の様子、闘病の姿などが素朴な人形で再現されている。
 ほかにも寺子屋や農作業、どじょうすくいなど、かつてあった日常風景を表現する作品が多数並び、来場者たちを笑顔にしている。
 齋藤さんの作業机をそのまま再現した展示もあり、家族らが来場者に思い出話などを語る姿もみられた。
 喜行さんは「妻は最後までやりたいこと、興味があることを現実にしていく人で、録音した会話を紙芝居にしたり、それができなくなってからもパソコンで絵を描いていた」と故人を偲んだ。
 開催時間は午前10時から午後4時まで(最終日の入場は正午まで)。
 入場料は一般1000円、小学生以下無料。