長沼中で今年も特撮に挑戦 3年生が作品づくり 学校文化祭に向け取り組む


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    オリジナルの特撮に挑戦する生徒たち

 長沼中の3年生23人は10月17日の学校文化祭に向け、オリジナル特撮作品を製作している。今月2日にはまとまった撮影の時間を設け、汗を拭いながらも一致団結して完成度の高い映像を目指した。
 同校では一昨年まで地域に根ざした学びとして、総合学習の時間を使って巨大ねぷたを製作し「長沼まつり」に参加してきた。「長沼まつり」が終了したため、新しい取り組みとして昨年から特撮に挑戦し始めた。
 シナリオも自分たちで考えた。A班は学校に巨大な怪物が突如として出現し、消えてしまった生徒を探すストーリー。
 B班は夜の学校を舞台に、トラブルで怒りを爆発させた生徒会長が巨大化するドタバタ劇を描く。
 子どもたちの指導には須賀川特撮アーカイブセンターと市文化振興課が全面協力している。6月頃からシナリオを考え、監督や演者、撮影などの役割を分担しながら準備を進めてきた。
 身体中に目玉を付けた不気味な怪物の衣装なども自分たちで手作りし、オリジナルの絵コンテをもとに撮影に臨んだ。
 生徒たちはうつ伏せになってカメラを低い位置に構え、怪物や生徒会長を大きく映す一方、逃げ惑う生徒を遠方に配置する遠近法も取り入れ、迫力ある映像作りに挑戦した。
 立ち位置などを微調整しながら苦労して撮影した映像が狙い通りの迫力になると、満足気な表情で喜び合っていた。
 B班の菅野柚樹監督は「作品を観るのと、実際に撮影するのとでは大違いで、上手い撮り方などがわかると作品づくりの面白さが感じられました。撮影役と演者で心を一つにして、去年の先輩たちを超える作品を作りたいです」と意気込む。
 文化祭本番までに編集などにも挑戦し、長沼中の伝統に新しい作品を加えていく。