
空き家・空き地の草むしりなどを行うアキパト
須賀川市東町の土地と建物(竹内清高社長)は空き家・空き地の見守りサービス「アキパト」の提供を今月から開始した。就労継続支援B型事業所ライフステージ須賀川・茶畑を運営する山寺町のアルバライズ(七海秀貴代表理事)と連携し、地域における空き家問題の改善と障がい福祉の推進に、新しい切り口でアプローチする。
「アキパト」は郡山市のエフジーネットワーク(阿部圭佑社長)が展開する事業。土地と建物は加盟店として参画し、須賀川市と鏡石町が対象エリアとなる。
総務省の調査(2023年)によると市内の空き家は総戸数3万910戸のうち3490戸、全体の11・3%に上り、大きな課題となっている。
「アキパト」は所有者の依頼で空き家・空き地を定期的に見回り、破損などの異常や不法投棄の有無を確認するほか、簡易的なゴミ拾いも行う。確認した内容は写真付きで報告する。また要望に応じて草むしりや郵便物の整理なども引き受ける。
それらにより空き家・空き地が近隣の問題となることを防ぐ。竹内社長は「生まれ育った地元に貢献したいと参画を決めた。サービスを通じて依頼者と信頼関係を構築し、空き家などの最終的な対応にもつなげられたら」と期待を込める。
作業はライフステージの利用者3人と職員1人が引き受ける。障がいを持ちながらも社会貢献できる場を広げることで、共生社会の実現にも寄与する。
七海代表は「利用者に『誰かの役に立っている』と感じてもらえることは大きな意味があり、新たな仕事の機会や可能性を広げていければ」、阿部社長は「地元の不動産会社と福祉事業所の強みを生かし、新しい地域モデルを作っていきたい」とそれぞれ語った。
アキパトのサービス利用だけでなく、隣近所の空き家に関する困りごとについても随時相談を受け付ける。
問い合わせは土地と建物(℡ 0248-94-8546 )まで。










