大松明製作は大詰め! 須賀川一中は行列を練習 11月14日の松明あかしが近づく


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    大松明の製作を進める有志たち
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    松明行列を練習する生徒たち

 須賀川が誇る伝統行事の松明あかしは14日の開催が近づいており、松明をもりたてる会の大松明製作は間もなく大詰めを迎える。須賀川一中では松明行列を練習する「わっしょい」の声が地域に響き、行事に向けた熱気が高まっている。
 今年は大松明1本、本松明20本が五老山に並ぶ予定で、7日から建立が始まる。
 大松明と須賀川一中の本松明は、当日に担ぎ手たちが威勢よくまちなかを練り歩く松明行列で運搬する。
 大松明は担ぎ手不足の問題から昨年は休止したが、復活を望む多くの声が寄せられたため、実行委員会が地元企業や団体などに協力を呼びかけ、2年ぶりに実施する。
 もりたてる会は10月上旬に茅刈りなど準備を進め、今月1日に13人が骨組みを完成に近付けた。使用する竹の長さや太さ、強度は毎年異なるため、大筋の作業手順は同じでも、経験を活かした応用が求められる。
 補強の竹をどこに這わせるか、どの竹と番線を結ぶかなどを相談しながら、安全に運べる大松明を作っていった。また作業の合間に健康の話題や近況などで心を通わせ、モチベーションを高める楽しい雰囲気づくりにも熟練の工夫がみられた。
 佐藤貴紀会長は「行列が復活できるので、茅の重さは運びやすいよう調整したい。この伝統を長く続けるには地元の支えが必要であり、行列を見た人が関わりたいと思えるような、次につながる行事になってほしい」と語る。
 自分たちが伝統を受け継ぐという強い意志は、須賀川一中にも共通する。
 同校は3年生が完成させた本松明を全校生約240人で交代しながら運ぶ。
 校庭を使った練習が4日から始まり、生徒たちは教職員や保護者のサポートを受けながら、安全な担ぎ方や歩幅の合わせ方などを実践から学んだ。
 肩にかかる重さを仲間同士で分かち合い、元気いっぱいな掛け声を響かせていた。
 鈴木あやの生徒会長(3年)は「実際に担ぐと重さだけでなく、これまでの思いも共有するようで、本番がより楽しみになりました。当日は松明の上に乗る役も務めるので緊張しますが、伝統を受け継ぐ一中生の姿を多くの人に見ていただきたいです」と意気込んだ。