駅伝ランナーの恩返し
町民の健康のために
学生時代は陸上に打ち込み、中学3年から専門学生時代までふくしま駅伝の鏡石町代表ランナーを務めた。そうした中で「将来もスポーツに関わりたい」と福島医療専門学校で学び、柔道整復師の資格を取得、須賀川市の整骨院で修行し、7年前に開業した。「駅伝でたくさん町の支援を頂いたこともあり、何より地元が好きなので、自分の力で貢献したいと戻ってきました」と笑顔を見せる。
山田さん自身の明るく爽やかな人柄も手伝い、同級生の母親など多くの町民から歓迎され、愛される整骨院として成長している。
「当初は特にスポーツ分野で役に立ちたいという思いでしたが、今はそれだけでなく来院する人の体を少しでも良くしたいというのがメインになっています」と語り、姿勢改善や骨格矯正のほか、いずれは栄養などの健康教室も取り組みたいとして、妻で副院長の真実さんと力を合わせる。
未来のランナーを手助けしながら、身近な人たちの幸せにつながる健康サポーターを目指し、今日も笑顔で指圧する。