「見通せる町政」の推進 鏡石町当初予算編成方針説明会


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    来年度当初予算編成方針を確認した説明会

 鏡石町は令和8年度当初予算編成方針説明会を13日、町勤労青少年ホームで開き、木賊正男町長が「これまでの各種事業の実績を最大限に活かしながらさらにレベルアップできるよう『見通せる町政』を進めてほしい」と示した。
 担当職員が町の財政状況、予算編成基本方針、基本的事項について説明した。
 令和6年度一般会計決算をベースにした財政状況は、実質収支が黒字決算となったものの、普通会計年度末起債額は道路の改良や補修修繕、ため池浚渫など新規借り入れで増加し、近年、低減改善していた実質公債費比率は再び10%台となり、将来負担比率も100%を超え悪化に転じ、起債発行額や債務負担行為額の本格抑制が求められる。
 一方で来年度は第6次総合計画前期5年の最終年度にあたり、後期に向けた事業中間評価検証による改善・見直しを行う重要な年でもある。
 地域住民からの様々な声を踏まえた課題解決や未来を担う子どもたちに必要な事業について優先的・効果的な取り組みを前提に、事業内容等の再精査、行政サービスの最適化を勘案した優先順位、ゼロベースでの見直し、既存事業の削減などマネジメント機能を発揮し、財源捻出の徹底と課内グループ連携や他課との調整も図るよう説明した。
 木賊町長は「来年度は町民力と行政力を合わせたまちづくりを進める。第6次総合計画を基軸に、町を好きになる町民を一人でも多く増やし、郷土愛を育むまちづくりに取り組みたい。交通網などに恵まれた好環境を活かし、町民と情報を共有したスピード感ある行政を目指す」とした。
 また来年度の基軸事業として①成田遊水地群整備②上下水道事業経営健全化③駅東土地区画整備④地域交通ネットワークの整備⑤子育て環境の整備・充実⑥地域開発と生活環境整備⑦DX推進による町民生活向上―を掲げ「政策形成能力向上を目指す」と協力を呼びかけた。