自ら課題設定し研究 須賀川桐陽高数理科学科の発表会


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    堂々と発表する生徒たち

 須賀川桐陽高の数理科学科課題研究発表会は2日、2年生23人が5班に分かれ、花粉管の伸長や中性電解液を用いた燃料電池など、様々なテーマで挑んだ実験データや考察を披露した。
 自然科学に関する課題を自ら設定し、計画を立てて問題を解決する活動とその成果を発表することを通し、知識・技術の深化や総合化、問題解決能力、主体的な学習の態度、プレゼンテーション能力などを身につけるため、毎年同科の2年生が発表している。
 指導助言者として福島大共生システム理工学類から中川和重准教授、渡部潤准教授を迎えた。また1年生30人が聴講した。
 各班は「糸電話の糸の変形による音の伝わり方」「果物による塩素除去」など自分たちで考えた題材を設定し、計画的に研究を進めてきた。
 このうち5班は「大仏西日本世界遺産の旅~P対NP問題との関連性~」をテーマに、奈良の大仏が西日本の世界遺産である原爆ドーム、姫路城、厳島神社、法隆寺、東大寺をすべて巡った場合の距離や時間、歩数など求めた。
 中川准教授は「聞いていて楽しかった。その発想を忘れずにいてほしい。また研究をまとめた後、動機となった疑問がどのくらい解決できているか振り返ってもらいたい」、渡部准教授は「皆さんの観察が最新科学につながっている場合もあり、奥深さを感じてほしい」とそれぞれ助言した。