田母神選手が中高生指導 新規事業にランニングクリニック 須賀川市スポーツ振興協会評議員会


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    今年度事業など振り返る森合理事長

 須賀川市スポーツ振興協会の臨時評議員会は8日、円谷幸吉メモリアルアリーナ会議室で開かれ、新規事業として中高生を対象に田母神一喜選手が指導する「ランニングクリニック」や、連続講座により運動習慣の形成など目指す「フィジカルメイククラス」等を盛り込んだ新年度事業について意見を交わした。
 評議員約10人が出席し、森合義衛理事長は「施設の利用状況はコロナ禍前に戻りつつあり、福島ファイヤーボンズ公式戦は約9000人の来場者数となっている。トレーニングルームも前年より18%増である。引き続き市民がスポーツを通じた健康の保持増進や豊かな生活を送れるよう事業を実施していきたい」と述べた。またアリーナ内のトイレ改修工事は3月までかかると報告した。
 新年度事業計画や収支予算、資金調達及び設備投資の見込みなどを審議した。
 新年度も地域住民が体育やスポーツ・レクリエーションを通して、潤いのある生活を送るための機会を設定し、人との交流を深め、心身の健康と体力の保持増進を図る。
 新規事業の「ランニングクリニック」は来年1月下旬頃、田母神選手が中高生にランニングの基礎を指導し、技術・体力向上を図る。
 「フィジカルメイククラス」は11月に週1回、計4回の連続講座として、日本コンディショニング協会認定講師の大河原里美さんが体幹強化と健康維持のためのトレーニングを教える。
 春の人気事業の第17回ウオークinすかがわ~桜~は4月13日、アリーナをスタート・ゴールに行う。今回も定員は400人とし、参加者は3月12日から募集する予定。
 そのほか好評の「春山ハイキング」(6月頃)、「登山学と夏山登山(中級)」(7月頃)、須賀川スポーツカレッジ(6月から10月)やシニアスポーツ交流親善会(11月頃)なども継続する。
 来月に第1回を控える中学生以上対象のバスケットボール大会「SUKAGAWA CUP」は来年2月頃にも実施予定。
 運動の習慣化を図るアリーナ60分・90分プログラムも引き続き毎月実施し、様々なスポーツを体験する機会を提供する。